技術解説

技術解説

■ リアルタイム・フィッティング Neat Processor
■ 大口径13.5mm 高感度112dB/mW ダイナミック型イヤホン
■ バイノーラル方式 エレクトレットコンデンサー型マイク
■ 時間遅延の問題を解消するアナログ音声処理
■ 会話は勿論、音楽も楽しめること
■ 恥ずかしい製品ではなく、誇りを持てる製品という哲学

■ リアルタイム・フィッティング Neat Processor
~ 音声明瞭化(母音強調、子音強調)、ハウリング対策、安全性 ~

np808 / np303 / np202 / np606

NPgraph
一部の周波数だけを増幅する周波数特性では、 その周波数を担当する聴毛細胞を疲労させたり、ハウリングし易くなる原因になります。そこで、ニートプロセッサでは言葉を聞き分けるのに必要だが、エネルギー成分が小さい倍音成分(第2フォルマント以降)だけを増幅するよう、リアルタイムに特性を調節し続ける周波数特性の自動フィッティングを行います。また、この動かし方によって、子音強調と母音強調を行いますので、同じように感じる音量でも、音を聞き取り易くします。
音声を明瞭にしながら聴毛細胞への負荷を分散させ、十分に大きいレベルの成分は増幅しないように動くのでハウリング対策になります。そして主音成分(第1フォルマント)は増幅しないので、音の距離感を自然に再現します。
※ Neat Processor:賢く働く回路の意味。

gk_TYPE-FP
np808
単4電池2本という余裕ある電源を活かし、全域において量感に余裕のある特性。
gk_TYPE-A
np303 / np202
非力な空気電池でも音質と聞き取り易さを両立。素直な音の特性。
gk_TYPE-H
np606
耳介の影響を受けるヘッドフォン型の性質に合わせた特性。

■ 大口径13.5mm 高感度112dB/mW ダイナミック型イヤフォン
~ ゆとりある設計が提供する自然な音質 ~

np808 / np303 / np202

Earphone
オーディオシステムで最も音質を左右するのが音の出口であるスピーカーです。補聴器や集音器でも同様にイヤフォンは音質に大きな影響を与えます。npシリーズのイヤフォンはオーディオ用13.5mm径ダイナミック型イヤフォンをチューンした製品で、人間が繊細に感じ取る帯域で自然に表現力が高まる設計です。
イヤフォンは感度が高いと消費電力が抑えられ、微細な信号を表現できることから表現力が豊かになります。透明感ある音の世界を表現するのに大きな役割を果たしているのが、このイヤフォンです。

■ バイノーラル方式 エレクトレットコンデンサー型マイク
~ 音の入り口から高音質を追求 ~

np808 / np303 / np202

Microphone
音楽を愛する人達がソース(録音)にこだわるのは、どれだけ再生装置が良くても、録音が悪いと再生される音が悪くなるからです。 補聴器や集音器で言うと、音の入り口であるマイクの性能が悪いと、その後の音声処理やイヤフォンが優秀でも良い音は出ません。
npシリーズのマイクは、音を忠実に拾うオーディオ用マイクロフォンを使用しました。感度を上げてSN比を改善し、広い帯域で忠実に音を拾うようにチューニングされたマイクロフォンです。

■ 時間遅延の問題を解消するアナログ音声処理
~ 違和感の解消 ~

np808 / np303 / np202 / np606

insideSea
音声信号をデジタル回路で処理すると必ず時間遅延が発生します。これは補聴器や集音器では音の方向感等に違和感を覚える原因になります。そこでニートプロセッサを始め、音声経路を全てアナログ回路で実現することで、時間遅延の問題を解決しました。
マイクからNP回路、アンプ、イヤホンに至るまで使用する信号レベルを最適化した効率の良い設計が、通常生活で聞こえてくる音を素直に伝える音質を実現します。

■ 会話は勿論、音楽も楽しめること

一般的に補聴器は人の声だけを拾う目的で周波数帯域が電話と同じ広さになっています。 しかし、毎日の生活の中では広い周波数で色々な音が聞こえているもので、 そのような場所で帯域が狭かったり、帯域が広くても歪率が大きいと音を聞き取り難くなる原因になります。

f_range

そこでnpシリーズでは帯域を広げながら、 音が雑音にならないように歪率を小さく抑えました。会話は勿論、モード切替などの手間も無しに、そのままで音楽も楽しめます。

hizumi

■ 恥ずかしい製品ではなく、誇りを持てる製品という哲学

gk_np606 gk_np808
補聴器は恥ずかしいから隠したい、と感じている方は少なくないと思います。それは長年にわたり、 補聴器は隠せる事が良い製品であるかのように宣伝され続けたことが原因の一つではないでしょうか。
当社アドフォクスでは、補聴器や集音器はメガネのように人生を楽しむ道具と考え、隠すのではなく、主張あるデザインにて製品を送り出します。